2015年7月7日火曜日

弁論大会 2015

今年度も弁論大会の基準弁論は、40期の卒業生で
現在本校の事務員として学校を支えてくれている國久さんが行ってくれました。
在校していた頃は弁論大会に出たことはなかったのですが、生徒会役員としても活躍していた彼女の弁論は聴き応えのある素晴らしいものでした。

1日目は課題の部です。
今年の課題は「前」。
過去としての「前」、未来としての「前」、どちらにも捉えられます。

自分の過去を語るもの、成長を振り返るもの、疑問に思っていることを述べるもの、それぞれ聞いていてとてもおもしろかったです。
自分が学生の時には、こんなにも自分自身を見つめたことはなかったし、考えることもありませんでした。北星余市にはいろんな境遇の生徒がいて、それぞれ苦労や困難を乗り越えてここに集まってきています。中には涙を流しながら語ってくれる場面もありました。
生徒たちが何を考え感じているのかを知るとてもいい場となりました。






二日目は自由の部です。
自分たちが決めた弁題でそれぞれの思いを述べてくれました。
3年生の表現力はさすがでした。生徒の頭の中をちょっとだけ覗けたような気持ちになり、聞いていて本当に面白いです。
聴いている生徒たちも態度よく真剣に仲間の声に耳を傾けていました。


欲をいえば、もっと練習を重ねればよりよい仕上がりになったのになーという弁論も多かったので、1,2年生はぜひとも今年のを参考にしていただき、来年度更に素敵な弁論を期待したいと思います。








最優秀賞に輝いた3年生二名にはこれから全道大会で活躍してくれることを期待しています。
聞いているこちらの目頭が熱くなり、生徒の成長を見せてもらい、
今年度も生徒たちから多くを学ばせてもらった弁論大会でした。

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2015年7月6日月曜日

朝礼での表彰

あっという間に7月です。ようやく夏らしい雰囲気に北海道もなってきました。
週末は、ソーラン祭りやいかだ下りに参加するなど外での活動が目立っていました。
今朝の朝礼では先週行われた弁論大会の表彰がありました。
今年も聴き応えたっぷりの弁論大会の様子はまた明日ということで。

課題の部最優秀賞


課題の部優秀賞

自由の部最優秀賞

自由の部優秀賞

自由の部佳作

自由の部佳作

放送局の今年の作品が北海道映像コンテストで優秀賞になりました。
毎年素晴らしい作品を作る放送局の活躍ぶりは本当にすごいですね。
NHK杯の賞状も遅れて届いたので改めて賞状授与となりました。

最後に、昨日帯広で行われた”十勝川いかだ下り”で実行委員長賞をいただきました。
この様子はまた詳しくお伝えしたいと思います。
遠いところから大人数で参加して大会に貢献したということで賞をいただいたそうです。
みなさんお疲れさまでした。



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2015年7月3日金曜日

強歩遠足2015パート3


 今年の強歩遠足は雨予報だったにもかかわらず、ほとんど雨にあたることなく、熱すぎない天気で気持ちよく歩くことができました。
ここ数年間工事のため通ることができなかった冷水峠も今年から復活です。
あの辛い坂にみなさんひーこら言ってました。

冷水峠ではカーブの度に「まだ?」の声が出てしまいます。そして登り切った後には地獄の下りに苦しめられていたようです。



自分のペースで自分の決めた距離を歩ききることで、歩いたものにしか味わえない達成感を味わえるのです。


友達と仲良く歩く人や、カップルで歩く人、一人でもくもくと歩く人など歩き方はそれぞれです。


「達成感はんぱなぇ」の言葉と共に先頭集団ゴールです。

今年のゴールはルパンⅢ世
でも、裏からみてもなんだかわからないですね。

ゴールでは美味しい完歩りんごが手渡されます。
頑張ったから出る涙いいですね♪
今年も素敵な思いでたくさん残してくれた強歩遠足なのでした。

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2015年7月2日木曜日

強歩遠足2015 パート2


 強歩遠足の感想と写真第2弾です。

『 昨年9月に転入してきていろいろな行事がありました。去年の3年生が卒業し、寂しい想いをしていましたが、春になり自分たちが3年生で後輩の見本となる存在になったときに、全部が最後の行事になるので、楽しく行事にも取り組もうと思いました。
そして強歩。僕にとって、最初で最後の強歩でした。最初は30kmでいいやろ思っていたけど、クラスの男子ほとんどが70kmだったこともあり、なんかノリで70kmにしました。最初は「めんどくせー」と思っていたけど、当日が近づくにつれ、「頑張って歩いてみるか」という気持ちになりました。70km歩く当日は4時間くらいしか寝れませんでした。学校から小樽に向かうバスの中では友達がギターを弾いてくれて、みんなで合唱しました。けっこう、それで気持ちがほぐれました。今まで20年間生きてきた中で70km歩いた事なんかなかったので、体力がもつか心配もありました。
初めての強歩で70kmの挑戦権を得る為に、前々日に小樽から学校まで20kmを歩かされたていで、当日は最初から足首が痛くてしんどかったです。でも小樽から歩いて学校に着いた時には回復して案外いけました。学校から銀山に向かうときは無駄に元気になり、走ったりして先頭で銀山に着きました。2時間くらい寝て30kmのメンバーと合流して歩き始めました。まだ余裕がありました。先頭でゴールしたいという気持ちが出たのであんまり休憩せず先頭集団で歩き始めました。ほんとに結構あるいているのに疲れてなくて、自分でもびっくりでした。冷水峠に差し掛かるときは、これでもか、と坂が続き、第4関門で休憩し終わって下り坂を歩くときはひざが痛くて苛々しました。最後らへんは足を引きずりながら先頭でゴールしました。
歩き終わったあとは達成感があり、気持ちよかったです。是非みなさんも70km歩いてみてください。良い思い出になりました。ありがとうございました。』





いつもお手伝いしてくださるPTAのみなさん本当にありがとうございます。

PTAの方々が手伝ってくださる各関門でカードにはんこを押してもらいます。
アメも用意してあり、飲み物の補給もできます。



PTAのOB関門では、”母さんず”のあたたかい声援に元気をもらえます。



第2関門の前に、塚原先生と安河内校長の奥様たちが毎年1.5関門を作ってくださり、おいしい野菜を用意してみんなを応援してくれています。本間先生の顔を見ればいかに美味しいか伝わりますよね。

多くの人に支えられて行われている強歩遠足なのです。

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2015年7月1日水曜日

強歩遠足2015 パート1

遅くなりましたが、今年の強歩遠足の様子を生徒の感想と共にお伝えします。
強歩遠足に参加して

『今年度からこの学校に転入してきた僕にとって、初めての強歩遠足であり、初めての学校行事でもありました。僕は山登りが好きで、長い距離を歩くこともときどきあったので、50kmという距離に対しても特に不安はなく、大自然の中を歩くことを少し楽しみにしていました。強歩遠足当日の朝、まだ薄暗い空の中を登校しました。心配していた雨の気配はなく、東の空がオレンジ色に染まっていました。

午前4時に学校を出発、山の稜線から太陽が顔を出し、朝露に濡れた草花の匂いが初夏の訪れを感じさせてくれました。
午前9時半、銀山で全校生徒が集合して残りの30kmがスタートしました。ひたすらと続く1本道の中、さわやかな風をうけ、北海道の大地を一歩一歩踏みしめながら歩きました。 


赤井川村に入ってしばらくすると、独特な地形に興味を引かれました。「これはもしかして・・・」と思いながら歩いていると、」とあるひとつの看板に目が留まりました。そこには『カルデラの里・赤井川』と書いてありました。こんな身近な場所に、これほどはっきりとしたカルデラがあったことに驚き、歩いていたからこそ、自然の雄大さを身をもって感じることができたのだと思いました。 


 冷水峠を超えてしばらくすると、視界が開けてきて、眼下に日本海が見えてきました。もう少しかなと思いながら歩いていたものの、学校をなかなかみることができず、疲れがたまってきていたため、だんだんきつくなってきました。それでも、ただひたすら歩いていると、小さいながらもやっと学校を見つけることができて、ホッとしたことを覚えています。それからしばらく歩き、無事にゴールすることができました。

冷水峠から学校まで、まだかまだかととても長く感じましたが、自分の決めた距離を歩ききれたことに安心しました。ゴールの後に食べたうどんの味は格別なものでした。

今回の強歩遠足で50kmを歩ききれたことは、僕んとってとても良い経験になりました。北海道の大自然を肌で感じながら歩みを進めることができ、思い出を深く刻むことができました。 来年は、僕にとって最後の年になると思うので、70kmに挑戦しようと思っています。』




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