2010年4月28日水曜日

【ふとした会話】母の日に

「ねえねえ、トールきいて」
「ん?」
「今年は母の日にプレゼントしようと思っとるんよぉ」
「ほぉ~、えらいじゃん!」
「うん、でもね、物をプレゼントしたって、結局は親のお金じゃん」
「まぁ、そうだわな」
「だからね、写真を切り貼りして、手作りのものをプレゼントしようと思ってるんだ。父の日もどうせ地元におらんから、両親の分作ろうと思って。」
「おおお!それはきっと、一生の思い出になるな!」
「うん、でもね、小学校以来なんよ」
「ほぉ」
「小学校2年生の時に、親の日に料理を作って待ってたのね。でもうちの親、帰りが遅くて夜中に帰ってくるから、寝てしまって。朝起きたら、その料理がなかったから「どしたん?」って聞いたの。そしたら、犬にあげたって。」
「ええ、まぢか!」
「ひどくなーい?腐ったらあれだからって、犬にあげたっていうんだよ。それ以来何もしてなかったんだけど、今年はそうしようと思ったんだ」
(別の女の子が)「そう、うちもそうしようと思って。一緒に作るんだ」


笑顔がまぶしかったなぁ。朝から元気をもらった瞬間。


うまくいくといいね。 このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年4月27日火曜日

生徒会スローガン 躍動 〜心動かせ


第44期 前期生徒会スローガンは「躍動 〜心動かせ」に決定しました。
このスローガンを決めるに当たっては、たくさんの苦労がありました。
まず、この「躍動」以外にも「めちゃんこ」、「一気一機一喜」という候補がありましたが、どのスローガンも良いものでなかなか決めることができませんでした。

生徒会メンバーもあれこれと意見を出して、決めようとするのですが、全然決められませんでした。しかし、時間が経つに連れて生徒会執行部の意見がまとまっていき、みんなの思いが一つになって「躍動」に決めることができました。

生徒会執行部は「みんな一人一人がいきいきとし、いろんな活動をしてほしい」という思いと、「個性を生かし、みんなで協力して欲しい」という思いを持っています。そして、明るくいきいきとした学校になってくれることを期待しています。
(文章:生徒会執行部規律委員長 細木早葵)

前校朝礼のあと、早速体育館の後ろの壁に張り出しました。

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2010年4月26日月曜日

野球大会



"野球大会"といっても、公式試合ではなく、生徒の自主企画です。
今日の放課後に行われました。
「放課後の時間を楽しく過ごそう」と、3年生の生徒数名が自ら企画して、
全校朝礼でも参加者を募ったところ、4チームが集まりました。





審判は野球部顧問の菊地先生が引き受けてくれました。
「楽しく、怪我のないように。プレイボール!」





寒い日が続いていましたが、今日は見てのとおり快晴。

先週からグランド整備をして、今日のために自主練習していた人もいたようです。





女子生徒や、寮の管理人のおばちゃんも応援に駆けつけています。




女子が"うぐいす嬢"をかって出てくれ、スピーカで選手の名前が呼ばれると、
なるほど、試合の雰囲気が出るものです。選手たちにもにわかに緊張が走ります。






グランドの雪はすっかり溶けて、芝も緑がかり、
ようやく春を感じられる季節になりました。

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2010年4月23日金曜日

おたるワインギャラリー見学〜後志探訪

3年生の選択授業・総合講座の「後志探訪」では、余市町周辺の自然や地域の魅力を探訪します。
今回は「
おたるワインギャラリー」を見学しました。余市ワインは有名ですが、実は北海道で穫れるぶどうのうち、小樽や余市も含む後志が8割を占めるそうです。




ひんやりとした工場の中には見上げるほどの樽がいくつも並び、辺りはうっすらとワインの香りが漂っています。




自分と同じ年齢?のワインを倉庫から出してもらいました。今、もし記念に買った場合の値段を聞いてびっくり。





最後に皆でワインを試飲・・・というのは冗談です。特製のぶどうのジュースを飲ませてもらいました。ワイングラスの正しい持ち方も享受してもらいました。
ワイングラスに入れて気分だけ・・・。
先生たちはやはりジュースだとちょっと物足りなさそうです。



特製のソフトクリームも食べました。ほのかにワインの味がします。

おたるワインギャラリーは「毛無峠」の中腹にあり、帰りに小樽市内が一望できるスポットを発見しました。夜景もきっと綺麗でしょう。





総合講座「後志探訪」では、今後も農作業や地域の遺跡巡りなど、様々な体験を予定しているので、これからも探訪記を紹介します。

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4月23日(金)のとある2つの授業の様子


2年選択授業


先週ガイダンスをし、アンケートを取った2年生の選択授業が始まりました。

いつもは体育以外の授業はクラス単位で授業をしてますが、本校の選択授業は学年単位でやっています。



2年生になってクラス替えをしたばかりなので、1年生の時のクラスメイトなどとの久々の一緒の授業にテンションは上がっていたようです。

選択の美術A(松井T)の授業では、自己紹介カード的なもののデザインに取り組んだり、過去の生徒の作品(Tシャツ)などを披露していました。


選択の美術B(大井戸T)の授業では、さっそく1年間お世話になる、教室や机の掃除をしていました。



選択の書道では、自分の名前を書いて、久保先生が字を見て論評してくれていました。2Bの豊嶋君は教室に戻るなり、「書道おもしろ〜い」と叫んでいました





4時間目 3年A組の 数学


範囲は数列をやっていて、数列の穴埋め問題を解いています。問題の中にはフィボナッチ数列や、テトラナッチ数列、リュカ数列など、普段はやらない問題をだしたため、生徒たちは数列の規則性を見つけだそうと必死に考えています。その前の授業中の雑談としてのフィボナッチ数列に隠された黄金比の話しなどでは大変盛り上がりました。




2B担任 池田健太郎(写真・文章)

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2010年4月22日木曜日

昼休みの職員室

4月22日 午後1時過ぎ
パソコンで書類を作っていた時、なんだか賑やかだと感じました。
昼休みが多少賑やかなのはいつものことなのですが、「なんだか今日はいつもと違うな」と感じました。ふと顔を上げると、生徒がたくさん職員室にいました。

北星余市の職員室は、教師と話したい生徒、何となく遊びに来た生徒などなど、教員だけで使う部屋ではありません。雑談、相談、無駄話・・・etc、教師と生徒がいろんな話をすることができる空間です。



それにしても、この日はどうしてこんなにたくさん集まったのでしょう?

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第1回 利きコーヒー大会

新年度が始まり3年生は進路のことが気になり出したようで、連日休み時間や放課後には進学の相談に職員室の本間の机にいろんな生徒が来るようになりました。卒業生を送り出し、時間をもてあましている本間には「渡りに船」とばかり、進路相談から発生して日々くだらない世間話に明け暮れている毎日です。

そんな中で今日は、「ヒマ〜!何かやろう。みんな早く帰っちゃってつまらん!!」と、何とも学校生活に前向きな愚痴(?)をこぼしに来た3年生の星君と西野君。部活をやったり、生徒会で日々みんなを楽しませることを練ったり、ということもなく、ボランティアも今日は特に活動ないし・・・、と言う予定のないせいとも当然いるのです。同じようにヒマをもてあました中川君と1年生2名も集まってきました。

「そんなら・・・」ということで、急遽校内放送をかけ「校内でヒマをもてあましている皆さん、職員室前で利きコーヒーを行います。ヒマな人、興味のある人集まって下さい」と呼びかけたところ(思いつきの企画にもかかわらず!)、予想以上にたくさんの生徒が来てくれ、第1回利きコーヒー大会が開催されることになりました。中でも1年生が多く来てくれ、主催者の3人も嬉しそう。



ルール
① 机に5種類の缶コーヒーを入れたコップを並べる。
② そのうちの1種類のコーヒー(①とは別の容器に入っている)を挑戦者に飲んでもらう。
③ 挑戦者に、飲んだ5つのコップの中から②のコーヒーを当ててもらう。



意外と難しいらしく、残念ながら今回は5名の挑戦者全員が敗れることになりましたが、集まった生徒に楽しんでもらえたことに味を占め、来週昼休みに「第1回利き牛乳大会」を開催することになりました。


(企画・文章 本間涼子) このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年4月19日月曜日

世界一大きな授業

世界一大きな授業」に参加しました。

1年生3クラスに向けて、現代社会の授業として行いました。
本当は、明日20日に行う計画でしたが、授業の関係で1日早く取り組みました。


「世界中の子供に教育を」を題材に授業が展開されました。
今、世界では貧 困のために教育を受けられない子供や、教育を受けられるような環境にない地域(紛争など)があり、幼い頃から仕事をしたり、戦闘に参加している子供の実態 を知りました。




サッカーボールを縫う仕事の話が出たとき、「サッカーボールを縫ってるの?」「そんなに安いの」と驚きの声が上がりました。
今では、製造メーカーも児童労働が関わる製品は買い取らないと言うことを聞き、少し安心しました。

この授業に対する生徒の感想も、近々このブログで紹介できればと思います。

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生徒会合宿が行われました

4月18日・19日に、余別で生徒会合宿を行ってきました。

毎年春には、生徒会執行部が前期の活動方針を立てるために合宿を行います。2日間缶詰になって議論します。
今回、日付が変わっても会議が続きました。みんな、やる気満々!
今年の生徒会執行部の意気込みに期待して下さい。






さて、合宿中には「1年生研修会」で行く、神威岬にも行ってきました。


その後・・・・。午前4時、みんなが寝静まった中、○○君が朝一人で岬に向かって走って行ったとのこと。何が彼を突き動かしたのか???

文責 奥田(生徒会顧問)
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2010年4月17日土曜日

金曜日の午後

毎週金曜日の午後は、3年生の総合講座が開講されています。
太鼓や陶芸、琴や社会福祉など、その道のプロに教えてもらう授業です。
この日は初めての総合講座の授業でした。

琴は、
小樽から業者の方に来てもらって1年間使う自分専用の爪を作っていました。琴に初めて触る生徒がほとんどです。生徒達はおそるおそる琴に触れ、慎重に弾いていました。この講座は、毎年学園祭の閉会式で見事な演奏を披露してくれます。



社会福祉講座は、北星余市に勤めていた安達俊子先生から1年間のガイダンスを受けていました。みんな真剣に話を聞いていました。外部との関わりが1年間続きます。どんな出会いが待っているのでしょう。時々このブログでも紹介していきたいと思います。



旧体育館では、教頭の安河内先生の指導の下、テニス部が練習をしていました。

実は屋外のテニスコートはまだ雪の山が残っているのです。もう4月の中旬ですが、 なかなか溶けず、テニス部員+ボランティアで雪山を崩していました。しかし相手が大きすぎて、簡単には崩しきれないようでした。



また、旧校舎へ向かう廊下の横にある部室からはピアノの音が聞こえてきました。2年生の女の子が2名、ゆっくりとしたリズムで好きな曲を弾いていました。



授業が始まった今週。生徒達は少しずつリズムをつかんできました。
新年度、いろんな思いや目標を持ってきた生徒達も今週は疲れたことでしょう。ゆっくり休んで、また来週、元気な声を聞かせて欲しいと思います。




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2010年4月16日金曜日

第46回入学式の映像

放送局員の山口さん(3B)と小田島さん(3A)が、入学式の映像を編集してくれました。
制作者の感想:「
初めての映像編集は難しかったけど、思ったより自由が利くんだなと思いました。在学中にテレビ番組のようなスゴいのを作ってみたいです。」
是非ご覧ください。

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2010年4月14日水曜日

部活 始動!

授業も始まり、そろそろ部活動も動き出します。
本日昼休み、放送局員に招集がかかり、高文連の大会への参加を決定しました。そんなミーティングの一コマです。


朗読、アナウンス、テレビドキュメントなど、いくつかの班に分かれて準備を始めます。
5月中旬の大会まで、準備、練習、取材、編集など忙しくなります。それでも、この忙しさが作品として完成したときには、達成感に繋がるのですから、挑戦する姿勢は持ち続けて欲しいです。どんな作品に仕上がり、大会の時にはどのような評価を受けるのか、今から楽しみです。

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2010年4月13日火曜日

クラス写真の撮影

今週から授業が始まりました。そんな2日目の今日、6時間目LHR(ロングホームルーム)は、各クラスの集合写真を撮影しました。入学式にとった1年生の写真とは違い、並び方や雰囲気は全く自由にしています。

入学当時は緊張していた生徒達が、友達と並んだり、笑ったりしながら写真に写る姿は、ここ北星余市で得た自信や明るさの表れではないでしょうか。そんな自然な姿を撮りたいと考えています.

2A クラス写真


2B クラス写真


2C クラス写真


3A クラス写真


3B クラス写真


3C クラス写真


子供たちの多くは、このクラス写真を下宿の部屋に飾っています。
下宿に訪問したときに、1年生、2年生、3年生と3枚の写真を比べながら話す事もありますが、生徒達はどの写真にも思い出を持っています。
自分のクラスが好きになった子供たちは、誇りを持ってたくさんのことを話してくれます。
今年も、各クラスでたくさんの思い出を積み重ねていって欲しいです。

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2010年4月8日木曜日

対面式とその日の放課後

対面式

2・3年生は、今日から新年度のスタートです。
北星余市高校では、新年度の始業式は15分くらいで終了します。
始業式の後、生徒会執行部主催の対面式が行われます。この対面式は、先輩から後輩への初めてのプレゼントとなります。
学校生活での注意をコント仕立ての寸劇でいろいろ紹介していきます。新入生に少しでも学校を楽しんでもらおうと企画してくれました。


「授業中の漫画やケータイ、いねむりはだめ!」 風輝先生が一生懸命注意していました。

このほか、自転車の二人乗りも含め、処分問題に関わらないように学校生活をきちんと送って欲しいとメッセージを送っていました。


新入生も、楽しそうに見ていました。


1年生担任団の出し物です。
「北星太鼓」風の太鼓を披露してくれました。




いつ練習していたのでしょう?
迷トリオの初ライブでした。




在校生から新入生へアドバイス。


「学校生活楽しんで下さい」というメッセージがいくつもありました。




対面式終了後

生徒会執行部が、放送局のメンバーにお礼を述べていました。

北星余市では、学校行事の裏方として放送局の存在が欠かせません。今日の対面式も、音響・照明・幕などを受け持ち、進行を支えていました。一つの行事を終えたとき、このような「ありがとうございました」で次の行事にも気持ちよく入れるのですね。


対面式が終わった放課後の一コマです。
1年生は、明日の身体測定の準備を進めていました。


担任の先生の仕事を手伝う生徒。



教室でお弁当を食べている生徒達。



担任は指示だけして、生徒が仕事をするクラス。


いろいろですが、今日の感想や、自分の気持ちを話し合える相手が見つかっているのでしょう。いろんなきっかけをつかまえて、少しずつ自分の世界を広げていって欲しいですね。
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2010年4月7日水曜日

第46回 入学式

4月7日(水)、全国から1年生81名、2年生8人、3年生3名、合計92名の新入生を迎えて入学式が行われました。緊張と不安のまじった表情や、新しい 生活に対する期待のこもった表情の新入生を迎えて、北星余市高校は2010年度をスタートしました。北星学園は、キリスト教の学校です。讃美歌、 聖書の言葉があちこちにちりばめられた式です。厳かな雰囲気の中にも、北星余市の暖かな思いを込めた入学式になったのではないでしょうか。新入生の挨拶 は、地元余市町の菊地美結さんが述べてくれました。「高校進学を考える時期が来て、みんなと一緒に小樽や札幌の高校へ行こうかとも考えましたが、この先もまた、特に何と言ったこともなく、勉強や部活だけの 平凡な高校生活を送るより、たくさんの仲間とともに悩み、苦しみ、いろいろな楽しい経験をし、そんな中で自分をさらに強く、そして人の痛みを分かる、そん な人間になりたいと思い、この北星高校に入学を決めました。」と決意を述べてくれました。様々な行事や日常の生活を仲間と経験していくことから、余市での生活を楽しめるようになっていきたいと語ってくれました。



この後、在校生代表の生徒会長、山﨑健介君が、学校生活を経験することで大きく成長した自分や仲間の紹介をしながら、「今は不安でたまらなく、今にも地元に帰りたい人がいるかもしれませんが、これからの新しい生活、僕らもいっぱい背中を押していくので、一歩一歩歩いて行きましょう」と、エールを送りました。この後、生徒会執行部12名が壇上に上がり、自己紹介をしました。執行部のメンバーも緊張していたようですが、これから一緒に様々な行事をともにする先輩達の姿は、印象に残ったことでしょう。



入学式の後は、クラスに戻って、初めてのHR。担任の自己紹介、提出する書類を集めたり、学校生活での諸注意や楽しみ方など、それぞれの担任のスタイルでHRが展開されました。
この後、クラス写真の撮影。このメンバーで1年間を過ごしていきます。


1年A組 クラス写真




1年B組 クラス写真





1年C組 クラス写真




それぞれにとって、大きく成長する1年でありますように。 このエントリーをはてなブックマークに追加
 
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